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近未来社会で生まれるテクノロジーを駆使した職業

2019/11/11
フィンテック入門塾第15回:近未来社会で生まれるテクノロジーを駆使した職業

 

近未来社会で生まれるテクノロジーを駆使した職業

世の中の産業に優秀なAIが数多く導入されることで、人間の業務が奪われる可能性がある――というショッキングなニュースは多くの人が見聞きしたことがあるでしょう。将来の自身の職がなくなると危惧する人もいるようですが、人間が手を加えなくてもいい単純作業はいち早く切り離した方が「人間が新たなイノベーションを起こす時間を確保できる」とポジティブに捉えることもできるはずです。人類の歴史を振り返ってみても、技術革新のたびに新たな仕事が生まれてきただけに悲観する必要はないでしょう。

AIの技術革新によって生まれる多くの職業

現在の人間社会があまり変わり映えなく、そのうえでAIが人間の職業を奪うという展開であれば状況を楽観視することはできません。しかし、そうしたテクノロジーが隆盛を極める世の中が現在と同じ水準の世界であるかと問われると答えは「NO」だと言えます。なぜならAIが今より浸透している世の中であれば、人類の技術水準は想像を超えるレベルに達しているかもしれません。それゆえに現在の技術水準レベルだけで近未来を考察し、ネガティブな部分だけを切り取ることは得策とは言えないでしょう。

米ITサービス大手「コグニザント」が出版した「What to do when machines do everything」という書籍によるとAIなど新しいテクノロジーが浸透している世の中では、2100万もの新たな雇用が創出されるとの見解を示しています。つまり、AIというテクノロジーの発展によって廃れる仕事があれば、需要が高まる仕事もあるというのが、正しい認識だと言えるでしょう。

創出される仕事の例としては、「データ探偵」「最高信用責任者(CTO)」「サイバー都市アナリスト」「人間と機械の協働責任者」「人工知能(AI)事業開発責任者」などが挙げられます。どれもAIなどで蓄積されたデータを駆使して新たな価値を生むことが求められる職業であり、テクノロジーが発展しなければ存在しない職業です。つまり、いくらAIが発展しようとも仕事における根幹部分は人間が担うのであり、どうAIを活用するかという視点で考えることが求められます。

20年前には存在しなかったYouTuberやインスタグラマー

近未来を想像するのは簡単なことではなく、AIが当たり前の世の中を想起できない人もいるでしょう。そうした方は身の回りにあるテクノロジーで考えてみると合点がいくはずです。たとえば、1人が1台のスマートフォンを所持し、インターネットがごく当たり前になった現代であれば、誰もがYouTubeやInstagramの話題に触れたことがあるでしょう。そうしたSNSから派生した仕事が未来を担う小中学生の年代に人気の職業になっていることは周知の事実です。

しかし、時計の針を戻して20年前の水準で考えてみると、「YouTuber」や「インスタグラマー」といった職業がごく当たり前になることをイメージできていた人がどれくらいいるでしょうか。今までにはなかった新たなテクノロジーは絶えずこの世に産声をあげ続けています。そして、それに並行して新たなテクノロジーを活用する仕事も誕生し続けている事実を忘れてはいけません。

20年前にまだ生まれていない、あるいは小さな子どもだった世代の人であれば、自身の親や学校の先生、勤務先の年の離れた上司にYouTuberやインスタグラマーについて尋ねてみると良いでしょう。人生の先輩たちは口をそろえて「そんな職業が出てくるなんて思いもしなかった」と答えるのではないでしょうか。テクノロジーの発展を予測できなければ、それに伴って生まれる仕事に関しては当然、予測することなど不可能です。

新たな職業の潮流をつかむことが重要

YouTuberやインスタグラマーとして名を馳せた時代の寵児たちは、一般社会で普通に働く分には到底稼ぐことができないほどの大金を手にしているケースもあります。それはひとえに時代のニーズを汲み取り、テクノロジーを駆使した新しい職業を確立し、ビジネスチャンスをものにしたことに他なりません。新しいテクノロジーが開発され続けている現代においては、どこにビジネスチャンスが転がっているかはわからないだけに、時代の変化に敏感になることが成功への近道となるでしょう。

 

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2019/11/11 更新

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