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フレームワークの導入で無駄のない仕事の実現を

フレームワークの導入で無駄のない仕事の実現を

社会人として業務を遂行するうえで重要になるのは、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮することです。もちろん、業務において成果を上げるために深く考察することは不可欠ですが、多くの時間を悩むことに費やしてしまうとなかなか仕事が効率的に進みません。そのため、すでに多くの企業に採用され、確立された手法を取り入れてみるのも仕事のスピードを上げる賢い手段となります。その1つがフレームワークです。今回は業務効率を上げるためのフレームワークの導入について解説します。

仕事を定型パターンで整理するフレームワーク

業務において問題が複雑化すると、本質的な部分を把握しづらくなり、問題解決が困難になることが多々あります。本質を見失ってしまうと、業務の何から手をつけていいかもわからず、ただ無駄に時間を過ごしてしまうことも珍しくありません。そうした際に問題を定型パターンに分類し、複雑に絡んだ問題点を整理することで、今やるべきことを明確にするためにもフレームワークを導入することをおすすめします。

すでに方法論が確立されているフレームワークを使うことで業務効率化が期待できる理由としては、現状の整理や分析を定型パターンに当てはめて考えられることで、大幅な時間短縮が可能になることが挙げられます。どんなに新しいアイデアや工夫も、現状の分析が正しくできていなければ、まったく見当違いになる危険性を孕んでいるものです。

現状の整理や分析を事前に行うことで、目的が明確になるだけではなく、たとえアイデアや創意工夫が横道にずれたとしても修正がしやすくなるでしょう。また、フレームワークは過去に多くの企業が成果を上げてきた思考法を体系化したものなので、客観性や網羅性がすでに担保されています。そのため、フレームワークをもとに思考の枠組みをつくれば、社内のメンバーとの意思疎通もしやすくなり、さらに業務効率はアップすることが期待できます。

状況に合わせた最適なフレームワークの選択を

フレームワークと一口に言っても、その種類は様々で状況に応じて最適なフレームワークを選択することが重要です。以下に挙げる3つは多くの企業で採用されている代表的なフレームワークになります。

1. 問題点や目標達成策の探索を行う「ロジックツリー」
思考を枝葉のように張り巡らせ、論理を1本の木のように体系化するやり方がロジックツリーです。問題の原因を探るWhyツリーと解決策を導き出すためのHowツリーの2つが基本であり、問題点、目標をもとにして必要になる行動をツリー状に分解。論理的に問題点や目標達成策を明確にします。

2. 製品やサービスの売上向上を目的とした「4P分析」
売上を上げたい製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販促(Promotion)の4要素に着目した分析を行います。そしてその分析をもとにマーケティング戦略を考察するのが4P分析です。売り手目線での思考を整理するのに非常に役に立つフレームワークだと言えます。

3. 内部要因と外部要因の2軸で考える「SWOT分析」
自社の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)の2つの内部要因に、自社のチャンスとなる機会(Opportunity)、競合の脅威(Threat)の2つの外部要因を加えて自社の現状を鑑みながらビジネス機会を発見するのが「SWOT分析」です。

上記に挙げたのはほんの1例であり、他にも多くの優れたフレームワークが存在します。重要なことは壁にぶち当たった段階で、成功者の方法(フレームワーク)を試してみることでしょう。想像以上に思考を簡単に整理することができるかもしれません。

状況整理を徹底してスピーディーな仕事を

状況を整理して無駄のない効率的な仕事をするうえでは、闇雲に資料を集めて一から考えても最適解を見いだせない可能性があります。1人で悩むことに費やした時間が無駄になるだけでなく、成果を上げられないことで評価を落とすことにもつながりかねません。

より成功する可能性を高めるためにも、すでに確立されたフレームワークに自身の現状を当て込んでみることは賢明な策だと言えるでしょう。まずは実績のあるノウハウを駆使することで、効率的に問題点や解決策を明確にすべきだと言えます。そうなれば筋道も見えてやるべきことがはっきりしてくるため、無駄な時間が削減され、迅速で正確な業務が行えるようになるはずです。

2018/01/30 更新

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