HOME > ワンランク上の仕事術 > 押さえておきたいビジネスにおけるTPO

押さえておきたいビジネスにおけるTPO

押さえておきたいビジネスにおけるTPO

押さえておきたいビジネスにおけるTPO

「TPO」とは、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)の頭文字を取った略語であり、時と場所、場合に合わせて行動や言動をわきまえることの意味で、ビジネスマンとして身につけておきたい概念です。

整理しておきたいTPOの意味合い

近年、ビジネスシーンでよく使われる“TPO”という言葉の意味合いについてご存知でしょうか?「TPOを考えたファッション」などと使われておりますが、その意味をくわしく説明できない方いるはずです。まずはTPOの基本的な意味について説明します。

【TPOの頭文字の意味】

  • T:time…時間
  • P:place…場所
  • O:occasion…場合(opportunity…機会)

 

上記の通り、TPOとは「時間と場所、場合(機会)に合わせる」という和製英語です。ビジネスにおいてTPOに応じて、行動や服装、言葉遣いやマナーを使い分けることが求められます。また、直接人と会う場合だけでなく、電話をかける際にもTPOを意識する必要があります。

TPOを逸脱したファッションや振る舞い、言動をすると自身や会社の信頼を落とすことにつながりかねません。ビジネスパートナーに「常識のない人」と思われないためにTPOをわきまえた行動を意識しましょう。

シーン別で見るTPOをわきまえた行動

さまざまな場面でのTPOに反した行動の具体例をご紹介します。何が非常識で、どんな点を改める必要があるのか、一緒に学んでいきましょう。

シーン1:お得意先への訪問時

近年、会社にリュック(バックパック)で出勤される方が増えていますが、お得意先との商談の際などはなるべく避けるようにしましょう。リュックは両手が使えて大変便利ですが、ビジネスのフォーマルなシーンには適していません。商談の際にはA4サイズの書類や少し大きめの雑誌が型くずれせずに入る形の革製、もしくは布・ビニール製のカバンを使用しましょう。持ち物一つで相手に与える印象が変わる可能性があるので注意が必要です。

シーン2:パーティや高級レストランに行った際

社会人になれば、パーティに招かれたり、高級レストランに行ったりする機会もあるでしょう。ただ、そうした気品が求められる場面では特にTPOをわきまえる必要があります。当然ながらジーパンやサンダルのようなカジュアルでラフな格好はもっての他です。男性の場合はジャケット必須であり、女性はグレードによってはドレスコードが必要な場合もあるので、事前に確認しましょう。準備を怠って現場で恥をかくのは何を隠そう自分自身なのです。

シーン3:レストラン・交通機関などの公共の場

「公共の場で電話をしてはいけない」ということはいわずと知れたマナーですが、守っていない人が意外と多いのが現状です。劇場やレストラン、電車などの交通機関では携帯電話の着信音が鳴ったり、会話をしたりすることはその場にいる人に対して大迷惑といえます。電車のアナウンスにもあるように「マナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください」。これは社会人というよりかは、“人としてのマナー”ともいえるでしょう。

TPOの理解は一人前の社会人であることの証明

TPOの意味を「空気を読む」という認識を持っている人が多いようですが、正確な意味では異なります。TPOは時間、場所、場合に一つしか存在せず、それぞれに適した行動や服装、言葉遣いやマナーで対応することが求められます。したがって場面によって振る舞いを変える必要はなく、「いつ、どこで、でのような場面か」をよく理解して一貫した対応を行うことを心がけましょう。

時間帯は昼間かそれとも深夜なのか。場所は大人数が集まる子どもたち賑わう公園か、それとも豪華なパーティ会場なのか。場合は混雑しているか、それともビジネスの厳粛な場面なのか。それぞれのTPOに合った最適解を見出すのは決して難しいことではないのです。TPOをしっかりわきまえているということを周囲に示すのは一人前の社会人の証しです。

これまではあまりTPOを気にしていなかった人も、よく知らなかった人も、それほど難しいものではないことを理解してもらえたのではないでしょうか。今後はTPOを意識してビジネスマナーを守った芯のある行動を心がけていきましょう。

2020/07/17 更新

Copyright © 2020 HUMANTRUST All Right Reserved.