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派遣先や取引先で気をつけるべきマナー

派遣先や取引先で気をつけるべきマナー

派遣先や取引先など社外に出て働く場合は、“派遣元の会社や自社の代表”として振る舞う必要があります。自らの行動が組織全体の印象を左右するので、身だしなみ、言葉遣い、挨拶などの基本マナーを徹底しましょう。

シーンに合わせた身だしなみを選択しましょう

派遣先や取引先に出かける際に気をつけるべきは「身だしなみ」です。見た目のよし悪しではなく、清潔感のあるビジネスマンらしい装いができているかどうかが大切です。不潔だったり、だらしない人とはいっしょに仕事がしたいとは思いません。家を出発する前に身だしなみのチェックを欠かさずに行いましょう。もし以下の中で該当項目がある場合は注意が必要です。

・髪の毛がボサボサで整えられていない

・爪が必要以上に伸びている

・爪の間など指先が汚れている

・歯に食べカスがついているなど汚い

・口からお酒、煙草、食べ物の臭いがする

・服に汚れがついていたりシワが寄っていたりする

・露出が多い服を着ている

・靴が汚れていたり壊れていたりする

・派手すぎるヘアスタイルや化粧をしている

・遠くからでもわかる強い臭いがする香水をしている

上記の内容は一般企業に出社あるいは訪問する際の身だしなみです。ファッション業界関連の会社や重労働を伴う現場に行く場合など、個性がある服装や動きやすい格好が求められることもあります。一般企業に行くときの服装を踏まえつつ、シーンに合わせた服装をきちんと選べるようにしておきましょう。

派遣先や取引先への連絡・確認は必須事項

身だしなみと同様に基本中の基本といえるのが派遣先や取引先への連絡・確認です。身内の事故や病気など不測の事態は誰にでも起こりうることであり、急に訪問ができなくなった際は一報を入れる必要があります。突然のハプニングには誰もがパニックに陥るかもしれませんが、派遣先や取引先が状況を確認できない事態だけは避けなければいけません。必ず電話で連絡し、その後の対応方法を確認するようにしましょう。

急を要するようなことでなく、単なる遅刻の場合も連絡は必須です。「今どこにいて」「後どれくらいで到着できて」「どうした理由で遅れているのか」という現状を的確に報告しましょう。状況がわかれば派遣先や取引先もその後の行動を判断できます。場合によっては別日程に変更した方がいいこともあるので、間にあわないことがわかった時点で連絡しましょう。

また、先々の派遣予定やアポイントや取っている場合は、2~3日前に確認のための連絡を入れるとより相手の印象がよくなります。自身の確認になるだけでなく、相手にとってもリマインドになるので、双方にとってメリットがあります。電話だとタイミングが悪い場合もあるので、まずはメールをしましょう。返信がない場合は電話で確認メールを送った旨を伝えるとより効果的です。

訪問先では“会社の代表”としてきちんとした振る舞いを

業務やアポイントのために派遣先や取引先に着いたら、あなたは一人の社会人として見られるのはもちろん、“派遣元の会社や自社の代表”としても見られます。自分の振る舞いが会社全体の印象に影響を与えることを忘れないようにしましょう。

そのため、基本的な挨拶や対応、言葉遣いなどには常に注意を払う必要があります。現場や受付に到着したらまずは元気に挨拶をしましょう。関わる社員の方一人ひとりの印象が積み重なることによっていい評価につながります。仕事で関わる方全員に爽やかな対応をするように心がけてください。

派遣先や取引先で失礼のないようにマナーを徹底することは、働く仲間やクライアントを思いやることと同じことです。誠意ある対応は、たとえそれが不完全でも相手に伝わります。反対にビジネススキルが高くても、不真面目に対応する人は相手も嫌悪感を示します。

2020/06/19 更新

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