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後回し癖の脱却のための「すぐ実践」思考とは

後回し癖の脱却のための「すぐ実践」思考とは

やらなければいけない業務を後回しにしてしまい、周囲に迷惑をかけたり、納期を遅延してしまったりという経験は誰にでも少なからずあるでしょう。しかし、そうした行動は周囲からの信頼を失うことにつながるので、極力避けたいところです。今できることを後回しにするという怠惰な発想は、ビジネスにおいては命取りになることもあるため、すぐ実践することを心がける必要があります。何でも後回しにしてしまう癖を改めて、すぐ実践できるビジネスマンになるにはどのようなことを意識すべきでしょうか。

何かと後回しにしてしまいがちな煩雑な業務

身体は1つであり、働かせることのできる頭も1つしかないため、基本的に多くの仕事を同時に行うことはできません。しかし、上司から頼まれごとをされたり、顧客からの連絡が複数きたりするなど忙しいときに限って仕事は集中するもの。そうなるとついつい面倒であったり煩雑であったりする仕事は後回しにしてしまいがちです。もちろん先にやるべき仕事と後回しにする仕事の順位づけができていれば大きな問題はありませんが、大変だから後回しにしているとしたら、その考えは改めるべきでしょう。 ちょっと面倒だなと思われる仕事を敬遠しがちですが、そうすると仕事が片づかない傾向にあります。後回しにすると「時間が足りない」「想定よりも多くの時間を要すことになった」などの不測の事態に対応できません。仕事が滞るということは、当然ながら関係者に迷惑をかけることになるので、そのような対応を繰り返していると周囲からの信頼を失うことになります。 仕事を後回しにする人の特徴の1つとして、必要以上に失敗を恐れている傾向があります。失敗を恐れるあまり、完璧な対応をしようとして、すぐに手がつけられないのです。また、現状把握ができない人も仕事を後回しにしがちだと言えます。このタイプは今、何をやるべきかを明確に把握できておらず、優先順位を誤ってしまう傾向にあります。早急に済ませるべき仕事を後回しにするようなことがあれば、即トラブルにつながりかねません。

成果を出している人に多いのは“すぐ実践思考”

仕事を後回しにしてミスが立て込んでしまう人とは対照的に、仕事を後回しにせずきちんと成果を出せている人の多くは、まずは目の前の仕事を完遂させる行動力を持っています。このタイプは初動がとにかく早いため、仮に失敗したとしてもそれを挽回できるケースが多いと言えます。そして、目的意識を持って仕事に取り組めているため、同じ失敗を繰り返すことも少ないことも特徴の1つとして挙げられるでしょう。 いくつもの仕事が集中してやってきた際に、目の前の仕事に手をつけることで業務の全体像が見えてくることも多いはずです。その仕事の求められている度合いが把握できれば、今すぐにやるべきこと、後回しにしてもよいことの優先順位がスムーズにつけられるようになるでしょう。成果を出して活躍している人は、単に優先順位がつけるのが上手というだけなく、まず実践するという思考で動いたからこそ仕事の優先順位が見えていると言えます。 したがって重要なことは「即実践に移す思考」です。手をつけてみて時間がかかりそうだったり、もっと重要なタスクがあったりする場合は、優先順位を下げればよいのです。行動に移すことなく、何となく後回しにするだけでは、仕事効率は一向に上がらないでしょう。

業務の優先順位の理由づけを明確にすることが大切

業務を後回しにすること自体が悪いことではありません。もっともよくないことは、優先順位が高いのにそれをすぐに取り組まないことで仕事にロスを出してしまうことです。業務内容の明確な優先順位をつけることですぐ実践、もしくは後回しの正確な判断をできるようにすることが、効率的に仕事をすすめていくためのポイントと言えるでしょう。 頭がいい、優れた能力がある、という人が効率的な仕事ができる人とイコールになるわけではありません。自ら業務について考えて行動するなどの試行錯誤を繰り返しているから、その経験則で人よりも早く立ち回れているのでしょう。効率のよい仕事を行うためには、まず頭の中で考えるだけではなく、目の前の仕事を着手することが大切です。そうして行動に移しつつ考え続けることが後回し癖から脱却するために不可欠だと言えるでしょう。

2017/12/12 更新

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