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苦言や指摘に対して感謝を示すことの重要性

苦言や指摘に対して感謝を示すことの重要性

ビジネスマンとして優秀といわれる人でも知識や経験不足によって注意を受けることは、誰しもが通る道でしょう。こうした注意を受けると傷つくものですが、社会人であれば、上司や先輩、取引先、業務提携パートナーらからお叱りを受けた際にはネガティブに捉えるのではなく、むしろ相手に対して感謝の気持ちを表すことが重要になります。なぜなら指摘する側からしても、決して気持ちいいものではないからです。

ネガティブに捉えられがちな苦言・指摘

仕事には失敗はつきものであり、業務で関わるメンバーから小言を言われるシチュエーションは珍しいことではありません。とはいえ、厳しい口調、表情での叱責や、耳が痛くなるような苦言や指摘は、受ける側にとって気持ちがいいものではなく、心を痛めることもあるでしょう。 そのため、指摘や苦言の内容がいかに正しかったとしても、ネガティブに捉えてしまいがちです。怒られた事実や相手への嫌悪感からマイナス思考に陥ることもあるでしょう。しかし、そこで落ち込んだり、投げやりになったりするだけでは成長につながりません。更に、失敗を繰り返すことで同じような苦言や指摘を受ける可能性があります。まずは、指摘や苦言の内容をしっかりと受け止め、反省することが大切です。 指摘や苦言にこそ、自分の成長に必要なポイントや今後成功するためのカギが隠されていることが多いということを知っておきましょう。ネガティブに捉えず、指摘や苦言の中から改善点を見出してポジティブに捉えることこそが成長につながります。

指摘してもらえる状況は恵まれている

人は他者の欠点に気づくことは容易にできても、自分を客観視して自らの欠点に気づくのは難しいものです。もし明確な欠点があるのに周囲から指摘されることがなければ、その欠点に気づけず同じミスや迷惑を繰り返し続けることになります。つまり、指摘されることは欠点を改善できる機会なのです。 忙しい業務をこなしながら、相手の欠点を注意することはかなりの手間になりますし非常にエネルギーを使います。指摘や苦言を受ける際は、叱ってくれる側の労力と時間を割いてしまっているという自覚を持ちましょう。“指摘するだけの価値がある”と思われていることは恵まれている状況であり、指摘されなくなったとしたら、周囲から見放されてしまったということかもしれません。 「怒られているうちが華」とはよく言いますが、周囲から目をかけてもらっているうちに、自分のよくないところを正す必要があるでしょう。短所が改善されないままいつのまにか周囲から見放されてしまうのは、本人だけでなく周囲にとってもよくない状況です。

感謝の気持ちで指摘を受け入れる

指摘されたり、苦言を呈されたり、説教されたりした際に傷ついたり、気分を害するのではなく、むしろ感謝の気持ちを示すようにしましょう。相手の視点からの指摘や苦言には、自分が見えていない成長へのヒントが隠されているはずです。時間をとって伝えてくれる相手に対して感謝を示すことは当然のことであり、指摘や説教を“金言”と思うことによって叱られる際の気持ちも少しは楽になるでしょう。 仕事の上とはいえ、指摘している人は相手に成長してほしいという気持ちで時間を割いて向き合ってくれているのです。相手の気持ちに応えるという意味でも感謝の姿勢を示すことは重要になります。 指摘を受けてもすぐに改善できないケースももちろんあるでしょう。また、誤解や相手の気分で叱られることもあるかもしれません。しかし、そういう時こそ、相手の意見に耳を傾けて真摯に対応することが大切なのです。相手側の視点に立つことによって、自分の直すべき点にも真剣に向き合うことができるのではないでしょうか。「ご指摘、ありがとうございました」と相手の指摘や苦言に対して感謝の気持ちで接することによって見えてくるものが必ずあるはずです。

2017/07/27 更新

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