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顧客のイメージを形にする「グラフィックデザイナー」

2019/12/25
クリエイティブ
働き方ディクショナリー第48回:顧客のイメージを形にする「グラフィックデザイナー」

顧客のイメージを形にする「グラフィックデザイナー」

世の中にはさまざまなクリエイティブが存在しますが、それらのすべては人の手によって作り出されています。街で見かけるポスターや新聞・雑誌の広告デザインをはじめ、店先に並ぶパンフレット、書店で売られている書籍や雑誌の表紙のデザイン、店舗の看板など世の中にはデザインが溢れ返っています。そうしたデザインを通して情報を伝えるのがグラフィックデザイナーの仕事です。世の中にクリエイティブを生み出すことができる非常に人気のある職業でもあります。

 

ビジュアルイメージで情報を発信する仕事

この世の中に存在する形あるものには、ほとんどそのすべてに何らかのデザインがあしらわれています。街を歩いている際に見かけた看板、立ち寄ったコンビニで売られている雑誌、ふと喉が渇いた際に飲んだペットボトルのお茶のラベルなど、それこそ挙げれば切りがありません。そして、そのビジュアルの個性が商品の売上を左右することもあるのです。

だからこそ、身の回りの製品のビジュアルイメージをクリエイティブし、情報を発信するグラフィックデザイナーという仕事に価値があると言えます。人間は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感によってさまざまな情報を得ていますが、中でも視覚器官から全体の約9割の情報を得ているそうです。このことから、人が入手する情報の90%に関わる仕事と捉えると、グラフィックデザイナーの価値を理解しやすいでしょう。

主な仕事は、広告デザインをはじめ、書籍などの表紙のデザイン、店舗の看板のデザインの企画・制作です。主に広告代理店や出版社からの依頼をもとに、ターゲットに訴求するデザインを設計します。プロジェクトの大きさによっては、イラストレーターやコピーライターなどと組んで仕事をすることもあり、多くの職種と関われる仕事でもあります。

Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違い

インターネットの爆発的な普及に伴い、近年はWebデザイナーの職に就く人も増加しています。しかし、このWebデザイナーはグラフィックデザイナーとは似て非なるものであることをご存知でしょうか。IllustratorやPhotoshopといったツールを使ってビジュアルを作成する仕事という大枠のジャンルは一緒ですが、Webデザインは画面上のビジュアルのデザインを、グラフィックデザインは現物がある物のデザインをするという違いがあります。

多くの方がよりイメージしやすいのは、グラフィックデザインです。たとえばポスターや雑誌の表紙などは現物があるので、見たままのデザインを作ることが仕事になります。一方のWebデザインは、デバイスの画面上に表示されるデザインを作る仕事なので、動作確認や見え方に意識を傾ける必要があります。そのため、グラフィックデザインにおいて高いセンスを誇る人であっても、同じ要領でWebデザインを行うことは難しいかも知れません。

スキル同様に重要になるのはコミュニケーション

グラフィックデザイナーを目指す方は、高い美的センスと器用さ、細部に渡るきめ細やかさを兼ね備えている傾向にあります。それらの要素はデザインを作るうえで不可欠ではありますが、意外と見落としがちなのがコミュニケーションスキルです。

デザインは基本的に依頼者が存在して、その意向に沿って作成するものです。たとえば一から何の意図もなく自分の好きなようにグラフィックを作成したとしたら、それはアートだと言えます。また、デザインには必ず受け手となるターゲットが存在します。そのため、好き勝手にデザインを組むだけでなく、さまざまなステークホルダーと連携し、コミュニケーションを取ることが不可欠になります。

デザインを形づくることはセンスやスキルの面が重要なことは間違いありませんが、同様に顧客ニーズを引き出すためのコミュニケーション力が求められることも忘れてはなりません。顧客の依頼あってのデザイナーの仕事である点を認識することが大切です。

 

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2019/12/25 更新

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