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自己完結型から組織貢献型へのステップアップ

自己完結型から組織貢献型へのステップアップ

どの職場でも「自分はこんなに頑張っている」と自身の仕事ぶりばかりを主張する人がいます。確かに頑張っているし、自分なりに努力しているかもしれません。しかし、「何の役に立ち」「誰の仕事を助けているのか」をきちんと客観的に説明できるでしょうか? ビジネスでは「結果」が大きな評価基準となります。結果が伴わない頑張りや「自分なり」という主観的な考えは評価されません。もし自身の仕事が主観的な考えのまま自己完結していると気づいたなら、それは組織貢献型にシフトチェンジする大きなチャンスとなります。

仕事を自己完結で終わらせていませんか?

人間が自分一人でできることは、たかが知れています。それはビジネスシーンにおいても同様です。もちろん、世の中には一人でものづくりをする職人や、テニスやゴルフなど個人で活躍するスポーツプレーヤーも多数存在します。しかし“自身の知識や技術で勝負している仕事人”も、多くの人の協力やスポンサーの支援などがあって初めて素晴らしい作品を作り、素晴らしいプレーすることができるのです。

特に成功者ほど、周囲に対する配慮や感謝を忘れないよう心がけているといえるかもしれません。反対に「自分はこんなにやっている」と主張する人の多くは周りが見えておらず、自分だけが頑張っていると思いがちです。自分の所属する組織があって、周りの人の協力があるからこそ、今の仕事ができているという視点が欠けています。つまり、仕事がすべて自分の考えだけに収まり“自己完結”してしまっているのです。

自己完結で終わってしまう人は、物事がうまくいかなくなった時に周囲にうまく頼ることができないケースも散見されます。「自分だけでできる」と思い込みをしがちで、しかも独自判断で物事を片づけてしまうことで最終的には周囲に迷惑をかけることもあるでしょう。最初からうまく周囲を巻き込んで、相談して進めていれば大きなトラブルに発展しないような仕事も、自己完結してしまった結果、炎上することも起こりうるのです。

成果は顧客や会社のためになってこそのもの

個人事業主の方を除けば、ほとんどのビジネスマンは会社という組織に属しています。そのため、スタンドプレーをしているだけでは仕事はうまく回りません。個人の成果だけでなく、チームや部署、さらには会社としての成果(つまり顧客への還元)を出すことが求められます。そのような大きな視野を持って働くためには周囲との連携が不可欠なのです。

個人の成果を追求することは、一時は会社や顧客の利益になることもあります。しかし長期的な視点で見れば、そればかりを追い求めていると、組織の輪を乱し結果として顧客満足度を下げることにもつながりかねません。顧客からの評価を落とすことは所属する組織の評価を落とすことに直結します。つまり、それは最終的に自身の評価を落とすことにもつながってくるのです。

しかも、自分目線でだけ仕事をしていると、成果を出しても自分しか喜べないことも多々あります。しかし、チームや組織で連携することで、成功した時の喜びは2倍、3倍になります。「自分のため」だけでなく、「会社のため」「社会のため」という視点で働ける人が多いとその組織はより強い連携を生みやすく、事業においても成功の可能性が高まるのではないでしょうか。

組織・集団への貢献を果たせる仕事を意識しよう

自身の仕事が自己満足だけに終わるのではなく、共に働くパートナーから「ありがとう、あなたと一緒にできて良かった」と感謝される仕事ができたとしたら、それは“組織貢献”が果たせているといえます。組織貢献というと非常に大それた話のように聞こえますが、仕事に対してちょっとした思いやりや配慮を持つだけでも周囲からの印象は変わってくることもあります。

「周囲に困っているメンバーがいたら率先して声をかける」「後工程を考えて引き継ぎを手厚く行う」「会議や打ち合わせのときは率先して意見を述べる」など、小さな心がけを続けることで、行動や思考のパターンも変わってきます。「自分の利益にならないから」と周囲に対して助け船を出さない独りよがりなタイプは、自分が困った時に周囲から協力が得られないことを肝に銘じておきましょう。

「自分はこんなに頑張っている」と自分の働きばかりを主張しそうになった時は、少し冷静になって周囲を見渡してみてください。あなただけではなく誰もが会社や組織に貢献し、顧客に喜んでもらおうと必死になって頑張っているはずです。自己完結型のビジネスマンから組織貢献型のできるビジネスマンにステップアップするには、組織は自分一人では成り立たないことを認識し、周囲のためになることを率先して取り組むようにしましょう。そうした姿勢が徐々に周囲から認められ、組織内で評価されるようになるのです。

それでも、他の仕事を検討してみようという方はこちら

2016/08/09 更新

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