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漢字の誤読のない正しい日本語が使える社会人に

漢字の誤読のない正しい日本語が使える社会人に

政治家の漢字の読み間違いがメディアを賑わし非難の的となったことがありましたが、みなさんは「漢字の誤読をゼロ」にできる自信はあるでしょうか。正しい読み方が身についていないと恥をかくだけではなく、 仕事において信頼を失うことにもつながりかねません。誤読のない正しい日本語が使える社会人になるためには、どんなことを意識し、対策することが必要でしょうか。また誤読してしまった際には、どのような対応をするのがベストなのでしょうか。

漢字の誤読で周囲の信用を失うケースも

最近はビジネス現場においてもメールでのやりとりが増加したことで、取引先等と口頭ではなくテキストベースで連絡する機会が多くなりました。メールの場合、仮に漢字の読み方がわからなかったとしても、その漢字をインターネットで検索したり、コピー&ペーストをして引用したりすることでやり過ごすケースもあるでしょう。電話などリアルタイムでの対話でなければ、漢字が読めないことが相手に発覚する可能性も少なくなったのではないでしょうか。 しかし、漢字が読めなくともやり取りが成立することは決して喜ばしい状況ではありません。正しい日本語を理解できていないということは、どこかで自身の評価を下げることにつながりかねないのです。たとえば、以前は社内において上司や同僚から誤読を指摘され、その場で間違いを認識できていたものが、口頭でのやり取りが減り、指摘を受ける機会が少なくなったことで、取引先での大事なプレゼンの場などで誤読してしまうなどの事態もあり得ます。 社外でのプレゼンや会議といった場では、社内ではあまり使用しないビジネス用語が多用されることも考えられます。そのため、誤読を繰り返すことで社会人としての基本ができていないと判断されてしまい、信頼低下につながる可能性も否定できません。どんなに素晴らしい内容のスピーチ、プレゼンだったとしても誤読の印象が強いとそれだけでマイナス評価になることが考えられます。

わからない漢字はその場で聞くことを徹底

インターネットで簡単に漢字が検索できてしまうことから、覚えずにわからないままでいる人も多いのではないでしょうか。全体の流れなどから何となく文章の意味を理解したつもりになり、正確な日本語を学ぶことをしない人も増えています。しかし、わからないまま放置するということは最もよくないことであり、いざという時に恥をかく危険性が高まります。 読めない漢字をそのままにしておくと、いつまでたっても正しい文章の意味を汲み取ることができません。その結果、取引先とのやりとりがちぐはぐになったり、自分の真意を伝えきれなかったりという事態が起こり得るでしょう。最初のうちはなんとなくやり取りが成立していたとしても、詳細を詰めていく段階になると「なんとなく」は通用しなくなります。 誤読によって信用を失うリスクを避けるには、“読めない” “意味がわからない”漢字が出てきた段階ですぐに周りにいる誰かに聞くことです。インターネットが使える環境であれば自分で調べてもいいですが、一瞬の恥を捨てて誰かに聞いてみるといいでしょう。重要なことは、わからないことをわからないままにしておかないことです。その場でしっかりと聞くこと、調べることを徹底することで信用を失うリスクを軽減できます。

言葉の意味をノートにメモするなどの工夫を

読めない漢字は一回聞いただけでは、しばらくするとまた忘れてしまう可能性が高いでしょう。聞き忘れを防ぐためには、読み方を聞いた際にその言葉の意味を調べてノートにメモすることです。読み方だけを覚えてもその意味がわからなければ、すぐに忘れてしまいます。意味を調べ、ノートに書くという行動を習慣化することで記憶を定着させると同時に正しい使い方も覚えられます。 漢字の読み方を知らず、誤読することがあってもそれは仕方がないことです。しかし、誤読を繰り返してしまうことはあってはいけません。ミスに学び、その後の対応に気を遣うことこそが社会人としてのあるべき姿であり、常識でもあります。だからこそわからない漢字があった場合はそのままにせず、きちんとその場で意味を理解して解消するようにしましょう。

2017/10/24 更新

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