知れば未来が広がる!おシゴトの事典(ゴトコトテン) >  > 知的財産保護に貢献する「特許事務」とは?

知的財産保護に貢献する「特許事務」とは?

2022/04/12
オフィスワーク
働き方ディクショナリー第38回:知的財産保護に貢献する「特許事務」とは?

日々、新しい商品やサービスが生まれる世の中において、それらがヒットするか否かで企業や個人に入る収益が大幅に変わります。社運や人生がかかっているだけに、他にはない希少なアイデアで成功した商品やサービスに関しては、他者からの盗用を防止するために発明に対して特許権や著作権といった知的財産の保護をする必要があります。そのための手続きを行うのが、特許関連の仕事です。今回は、各種ライセンスに関する事務作業を行う特許事務について紹介します。

 

企業や個人の発明に対する手続きを行う特許事務

特許事務とは、特許制度に基づいた事務処理全般を担う仕事です。業務内容は幅広く、一般企業の特許事務であれば、自社製品が他企業や他者の知的財産を侵害していないか、反対に他企業や他者が自社の知的財産を侵害していないかをリサーチするのが主な業務となります。また、他企業や他者とライセンス契約について交渉を行うのも、特許事務の仕事です。

特許の交渉を行う相手は、外国の企業の可能性もあります。その場合は英文でのレター作成が求められたり、交渉の通訳を頼まれたりするケースがあるため、語学力の高い人であればその能力を思う存分活かすことができるでしょう。

専門的な分野に携わる機会の多い特許事務ですが、経験が浅いうちは電話対応や受付対応といった事務らしい業務がメインとなります。一般的な社会人マナーが求められるうえ、受付対応では外国からの来客がある可能性があるため、ある程度の語学力が必要とされます。特許事務は女性が多く活躍している職業です。結婚や出産によって一度職から離れたとしても復帰がしやすいため、長期的な就労ビジョンを描きやすいと言えるでしょう。

他の事務との違いは専門知識を習得できる点

一般の事務と比較した場合の最たる違いは取り扱う内容の専門性です。そのため、特許法など特許出願や商標登録に深く携わる特許事務は、他の事務に比べて専門知識を取得しやすい環境にあることは間違いありません。そうしたライセンスに関わる仕事は募集自体も少ないので、専門領域で働いた経験値は、転職を考える際にもプラスに働くことが予想されます。

未経験から初めて多くのスキルを獲得したいと考えているのであれば、特許事務は非常にチャレンジングでおすすめの職種だと言えます。ただ、特許法の代表的な規定や知財実務など、求められる知識は多いため、特許事務を目指すのであれば相応の覚悟と努力が必要になるでしょう。

仕事柄、希少なアイデアに数多く触れられるのも、特許事務の特徴です。斬新なアイデアを目にするうちに感性が磨かれ、スキルアップしていける可能性があります。

業界での経験値で広がる採用のチャンス

特許や商標という言葉を聞くと、非常に難しい印象を受ける人が少なくないでしょう。しかし、そうした専門知識をきちんと学ぶことで業界内でのステップアップも見込めるのが、特許事務という職種です。まずは簡単な業務をこなしながら、少しずつ知的所有権や商標関連の知識を取得したり、ライセンス契約について学んだりすることが基本となります。

向学心があり、一般的な事務とは異なるライセンスに関わる事務職に就きたいと考えている場合は、特許事務を検討してはいかがでしょうか。ただし、特許事務はそれなりに競争率が高いため、目指すうえでは英語の勉強を始めるなどスキルアップに努めましょう。

特許事務のお仕事探しは以下のURLからフリーワード「特許事務」で検索!

お仕事検索

2022/04/12 更新

Copyright © 2022 HUMANTRUST All Right Reserved.