偶然が、足りない。ヒューマントラスト

⼿は、嘘をつかない。指は、嘘をつけない。
肩書や、経歴や、⾔葉や、そういうもので飾られて隠されたものがそこには現れる。
土を掴んでいたその⼿を⾒るとき、⼼のなかにたまった嘘が震える。
そしてひとは⾃分の⼿をみつめる。

⼿は、嘘をつかない。指は、嘘をつかない。
⼟を知るその⼿は私のなかに溜まった
澱のような嘘になる⼿前の飾りを掴む。
そして、掻きとる。
⼟を掴んでいたその⼿が不意に私たちの胸の奥にあるものを掴む。

偶然が 篇 / 60秒

  • 偶然が 篇/ 15秒

  • 最後は 篇 / 15秒

  • 正解は 篇 / 15秒

  • 近道って 篇 / 15秒

  • オリジナルか 篇 / 15秒

  • 偶然が 篇 / 30秒

  • 最後は 篇 / 30秒

田中 泯

DANCE

田中 泯

Min Tanaka

1945年3月10日東京生まれ。
66年クラシックバレエとアメリカンモダンダンスを10年間学ぶ。
74年「ハイパーダンス」と称した独自のダンススタイルを展開。
当時の現代美術、文化界に先駆的な衝撃を与える。
78年パリ秋芸術祭でルーブル装飾美術館で海外デビュー。既存のジャンルを超えた前衛的パフォーマンスは海外でも高い評価を得る。
85年山村へ移り住み、農業を礎とした舞踊活動を継続。「踊りの起源」への探求、“日常に存在するあらゆる場”を即興で踊る「場踊り」は、日本および世界各地で現在も繰り広げられ、その公演は3000回を超える。
88年拠点とする山梨県の農村地帯を活用し当時国内としてはまだ例題の少なかった「野外芸術祭」を発足し21年間継続した。02年映画『たそがれ清兵衛』(監督:山田洋次)でスクリーンデビュー、第26回日本アカデミー賞新人俳優賞、最優秀助演男優賞を受賞。その後国内外に関わらず多数出演。
13年ハリウッド映画、19年韓国映画、など海外作品にも発展。
22年1月、田中泯の本格的なドキュメンタリー映画『名付けようのない踊り』(監督:犬童一心)が公開された。
www.min-tanaka.com

操上 和美

PHOTOGRAPH

操上 和美

Kazumi Kurigami

1936年 北海道富良野生まれ。

主な写真集に
『ALTERNATES』『泳ぐ人』『陽と骨』
『KAZUMIKURIGAMI PHOTOGRAPHS-CRUSH』
『POSSESSION首藤康之』『NORTHERN』『Diary 1970-2005』
『陽と骨Ⅱ』『PORTRAIT』『SELF PORTRAIT』『DEDICATED』
2020年 ROBERT FRANKに捧げた『April』など。

主な個展に
「KAZUMI KURIGAMI PHOTOGRAPHS-CRUSH」(原美術館)、「操上和美 時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。」(東京都写真美術館)「PORTRAIT」(Gallery 916)
「Lonesome Day Blues」(キヤノンギャラリーS)
「April」(takaishii gallery)2008年 映画『ゼラチンシルバーLOVE』 監督作品 。

三宅 純

MUSIC

三宅 純

Jun Miyake (作曲家)

1958年生。
日野皓正に見出され、バークリー音楽大学に学び、ジャズ・トランぺッターとして活動開始。以後、作曲家としてCM、映画、アニメ、ドキュメンタリー、コンテンポラリー・ダンス等多くの作品を手掛ける。3000作を超えるCM作品にはカンヌ国際広告映画祭等、受賞作多数。
ピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース、ロバート・ウィルソン、フィリップ・ドゥクフレ、オリバー・ストーン、ジャン=ポール・グード、大友克洋らの作品に参加、異種交配を多用した個性的なサウンドは国際的賞賛を受けている。
2005年よりパリに拠点を設け、ソロ・アルバム”Stolen from strangers”“Lost Memory Theatre act-1/act-2/act-3”“Whispered Garden”は仏独の音楽誌で年間ベストアルバム賞・音楽批評家大賞等を受賞。ギャラリー・ラファイエット・オム「2009年の男」に選ばれ、パリの街を三宅のポスターが飾った。主要楽曲を提供したヴィム・ヴェンダース監督「ピナ/踊り続けるいのち」は2011年ヨーロッパ映画賞 でベスト・ドキュメンタリー賞受賞、2012年には米・英のアカデミー賞にノミネートされた。
2016年リオ・オリンピック閉幕式における、斬新な「君が代」のアレンジが話題に。近年手がけたサウンドトラックに「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」「嘘はフィクサーのはじまり」「浮世の画家」「人間失格:太宰治と3人の女たち」「雪国-Snow Country-」などがある。
2022年には、ロング・インタビューと証言で綴る書籍『MOMENTS/ JUN MIYAKE三宅純と48人の証言者たち』が刊行された。

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