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意外と知らない雑談の基本マナーとテクニック

意外と知らない雑談の基本マナーとテクニック

取引先との商談前や会社内でのコミュニケーションなど、多くのビジネスシーンで雑談が用いられます。一見するとただ話しているだけに映るかもしれませんが、雑談が上手な人は場の雰囲気を作ったり、相手の信頼を得たりするなど、ビジネスを有利に進めることもできるのです。つまり雑談はビジネスチャンスをつかむ一種の処世術ともいえるでしょう。

雑談のマナーを身につけるのも重要な仕事

ビジネスにおいては、取引先の人や目上の人、さらには初対面の人などさまざまな人たちと関わりながら仕事をスムーズに進める必要があります。そのような際に、雑談によってアイスブレイクをして自分の土俵で話を進められる状況を構築することも大切です。一見すると何気なく見える雑談ですが、実は守るべきマナーがあります。相手との対話をスムーズに進めることは仕事の成否にも関わってくるので、意識的に取り入れる必要があるでしょう。雑談において意識すべきポイントは以下の4つです。

否定は極力避けて肯定・同意をする

あくまでも場を和ますためのトークであるため、内容の正確性については追求しすぎないことが大切です。否定することで相手が気分を害すこともあるので、肯定・同意を心がけつつ、適度に話を流す術も身につけましょう。

会話の主導権を相手に委ねる

上司や取引先と雑談をする際は相手に話の主導権を握ってもらう方が盛り上がる可能性が高くなります。なるべく聞き手に徹するようにしましょう。ただ、聞くことだけに没頭していると、咄嗟に言葉が出てこないこともあるので、適度に自分の意見も挟むことが大切です。

商談とは異なり結論を求めない

雑談においては明確な結論は必要ないので、話題の一貫性やオチ・結論を無理に求めないようにしましょう。そこに変にこだわることで、場の空気が悪くなることも考えられます。適度に話題を変えたり、流したりしながら、最後はサッと本題に入るようにしましょう。

質問をされた際は相手にも質問を返す

質問をされた際に「YES」か「NO」だけで答えてしまうとそこで会話が終わってしまうこともあります。ちょっとした沈黙が続くと話を切り出しにくくなるので、相手にも質問を返すことを心がけましょう。会話のキャッチボールを意識することが大切です。

上記のように何気ない雑談の中にもいくつかのマナーが存在します。無意識に話して盛り上がる場合もありますが、目上の人や取引先が相手の場合は、雑談のマナーを意識的に取り入れましょう。そうすることでスムーズな会話が成立し、相手からも好印象を持たれる可能性が上がるのです。

相手の話をうまく聞くためのテクニックとは

雑談における基本マナーを押さえたところで、次は実践的なテクニックを覚えておきましょう。返しに困った時に直ぐに言葉が出てくるようにするためには、普段から会話の内容を意識することが大切です。まずは同僚や後輩など、気心知れた人たちとの雑談から以下のアクションを実践してみましょう。

相槌の打ち方を工夫する

相槌を打つことは会話において重要ですが、そのやり方によって印象が大きく変わります。ただ頷いたりするだけでなく、驚きや笑いといったリアクションを交えることで相手も話やすくなります。表情豊かに相槌すると、相手も緊張することなく会話に入れるでしょう。

ペーシングを意識する

ペーシングとは考え方や感情、態度などを相手のペースに合わせることです。共通の動作をすることで相手の共感を得やすくなります。相手がお茶を飲むときに自分もお茶を飲んだり、相手のしぐさを自然に真似したり、声の大きさや話すペースを合わせたりするなど相手を気遣う行動です。

効果的にオウム返しする

相手の話に出てくるキーワードを用い、同調しながらオウム返しをすることで会話を円滑に進めることができます。例えば「昨日ドライブに行きました」という話が出た際に、単に「昨日はドライブに行かれたのですね」と返すだけで相手が同調してもらえた感覚になります。さらに「どちらに行かれたんですか?」と質問を続けるとなお、会話がしやすくなるでしょう。

雑談のテクニックといっても特別難しいことはありません。相手の話に合わせる姿勢を持つだけで、会話しやすい雰囲気に変わります。特に初対面の相手と話す際は、誰しも多少なりと緊張するものなので、硬さをほぐす意味でも上記のテクニックを取り入れてみましょう。

雑談の目的は“人間関係の構築”

仕事においての雑談の目的は“人間関係の構築”に他なりません。相手に合わせて会話をするスキルを習得することはさまざまなシーンで活かされ、その後の仕事の成果に紐づいていくことでしょう。上記のテクニックを磨くことによって、急な商談が入った場合などでも慌てずに平常心を保って話せるようになるはずです。いざという時にこの雑談のマナーやテクニックを駆使できるように、特に営業職の人は普段の会話にも取り入れてみるのもいいかもしれません。 社会人として独り立ちするためには人間関係の構築が重要であり、適切なコミュニケーション力を身につける必要があります。商談の場だけでなく飲み会の場やプライベートの会話でも、まずは練習を兼ねて実践してみましょう。人間関係ができることによって明日からの仕事がよりスムーズに進むかもしれません。 相手への配慮無しに雑談をすることは、そろそろ卒業しましょうね。

2020/12/28 更新

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