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組織で活動するうえで重要となる“前向き発言”

組織で活動するうえで重要となる“前向き発言”

社会における仕事とは、さまざまな人と関わり、協力し合いながら行います。そのため、誰か一人、仕事に対してネガティブな態度で臨んだ場合で全体の雰囲気が悪くなることも多々あります。組織に属している場合は、自身の発言によって周囲が良くも悪くも影響を受けることを認識しましょう。そして、職場の雰囲気を保つために、できるだけ“前向き発言”を心がけることが大切です。

会社の雰囲気を悪くする後ろ向きの発言

上司や先輩に仕事を依頼された際に、「できません」「無理です」といった返事をしてしまうことは、時として依頼された仕事内容や状況によってはあるかと思います。しかし、こうした“後ろ向き発言”の連発は、業務の遂行を妨げるだけでなく、目標に向かって仕事に取り組んでいる組織全体の雰囲気を悪くしてしまいます。後ろ向き発言をする人の特徴としては、否定から入る点が挙げられます。出来ない理由ばかりを挙げ連ねて、依頼された仕事からなんとか逃れようとします。

または自分を過小評価し過ぎて、「私なんかに任されてもうまくいくはずがない」「やったことない仕事だから、できないです」といった自分を必要以上に謙遜したり卑下する人もいます。もちろん、謙遜することも時には大切ですが、度を超えるとやはり全体の雰囲気を悪くするだけでなく、自身の評価を落とすことにもつながりかねません。仕事を依頼する立場で考えてみれば、失敗を恐れて後ろ向き発言を繰り返す人より、前向きに捉えてポジティブな発言をする人の方が評価が高いことは言うまでもありません。

繰り返される行動は思考と密接に関連していきます。発言が後ろ向きだと行動も臆病となり後ろ向きになります。そうした“負の連鎖”が個人だけならともかく、組織全体に蔓延してしまったらどうなるでしょうか。職場全体の士気が下がることは明白なのです。

周囲への影響を考えて行動・発言することが大切

会社は基本的にチームや部署単位で動いています。そのため、その中に一人でも後ろ向きな発言をするメンバーがいれば、組織のマイナス要因となります。仕事は自分一人だけでやっているわけではないことを肝に銘じ、組織全体への影響を考えた発言・行動を心がけましょう。一人前の社会人になるためには不可欠な要素です。

ただし、だからといってできないことを常に「できます」「やります」と、回答をすればいいというわけではありません。「できます」と答えたものの、実際にできなかった場合、仕事に対する責任感を疑われます。重要なことは、単に「できる」「できない」ということを伝えるのではなく、最大限の努力をした場合どれくらい確実にできるかを具体的に意思表明することです。

たとえば、「明日の午後までであればできます」「すべては無理ですが、この部分であれば私がやります」といった形で具体的な条件をつけることで、前向きな意思を相手に伝えられます。どのような発言をすれば雰囲気を悪くすることなく、組織全体の業務も滞りなく遂行できるのかを意識するようにしましょう。

前向き発言を意識することは“マナーの一つ”

組織の一番のメリットは、何か問題や困ったことが起きた際にメンバー同士で助け合い、協力して仕事を進められることです。この組織における相互補完の利点を無視し、自分一人だけの都合で「できない」「無理です」といった後ろ向き発言をすることは、組織として機能していないことになります。

後ろ向き発言を避け、どうしても出来ない場合は周囲の人たちの助けを借りて前向きな発言になるように努力しましょう。そうすることで、組織全体の雰囲気もよくなり、新たなアイデアが出やすくなり、業務のスピードアップにも繋がります。

ポジティブな気持ちで、社会に貢献できる仕事を組織の仲間と気持ちよくやっていきたいという思いは誰もが持っています。そして、そのためには意識的に前向き発言をすることがもっとも効果のある方法といえます。前向き発言は “社会人としてのマナーの一つ”でもあるのです。

2017/03/14 更新

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