■ 脚本 小松 與志子 (こまつ よしこ)
脚本家。95年 『百年の橋』にて日本シナリオ作家協会・第8回大伴昌司賞、99年 『燦めいて散る』にて第2回日本シナリオ作家協会賞佳作、04年 NHK-FMシアター『カーン』にて芸術祭大賞、05年 NHK-FMシアター『奇跡の星』にて芸術祭大賞など数々の受賞実績がある。作品に、映画『宣戦布告』『油断大敵』、戯曲『三角兵舎の月』、水曜時代劇、土曜ワイド劇場など。

■ ストーリー
遊園地でバイト中の文香(16)は、迷子の生意気な少年・慎也(11)と観覧車に乗らなくてはならない羽目に陥る。そして互いに「家族」について思い悩んでいる事を知る。そんな二人を乗せたゴンドラが、段々と空高く上がって行き……。

■ 夏のゴンドラ (A) 監督 岡田 茂 (おかだ しげる)
1975年4月7日東京生まれ。東京農業大学卒業後、コンピュータ業界新聞社の編集報道部に4年間勤務。退社後、東北新社映像テクノアカデミア映画学科に入学。在学中の作品「月がとっても青いから」、「某日快晴ワレ告白セリ」、「金魚」が各映画祭で入選・入賞を果たす。現在、映像関連会社の映画企画制作室勤務。

■ 制作にあたっての抱負
自分の想いに反しない、そして観ていただく方々の期待にも反しない映画を作りたい。そして、この作品を見終わった後、例えば数日後でもいい。この15分の映画のどこかワンカットが、何気ない生活の中でふと突然、鮮やかに甦ってくるような、そんな映画を目指したい。

■ 「夏のゴンドラ」 (B) 監督 高橋 学 (たかはし まなぶ)
横浜出身、北海道在住。第2回日本テレビシナリオ登竜門・優秀賞、サンダンスフィルムフェスティバル・最終選考ノミネート、つかこうへい演劇大賞・最優秀賞、函館港イルミナシオン映画祭・準グランプリなど受賞。映画「マダガスカル」の宣伝特番の構成はじめ映画やTVの企画・構成、CGを中心としたCMやPVの演出、制作も手掛ける。

■ 制作にあたっての抱負
“北海道”で制作することにより、冬の空気の透明感が作品や、登場人物の周りにじんわりとにじみ出ているような、そんな雰囲気を作品の中に閉じ込めたい。また、“今現在の2006年に撮る意味合い”を大事にしたい。ゴンドラという限られた空間の中で、いかに“ドラマ”を生み出していくのか、そのためにCG合成やグラフィック処理などの新しい技術を中心に作品に盛り込み、5年前や10年前に作った作品ではない、今だからこそ出来る作品にしたい。



■ 脚本 梯 佐知子 (かけはし さちこ)
1974年10月17日生まれ。徳島県出身。大阪芸術大学映像学科卒業。
オーストラリアに1年間滞在後、上京。事務、販売等の職を経て現在介護士。

■ ストーリー
花火大会の夜、香山歩(19)はフラれた。徳島から一緒に上京してきた彼氏だった。大都会、夢もない、一人ぼっち−。孤独が歩に襲いかかる。「もうイヤじゃ・・・・・・」 泣いている時、懐かしい横笛の音色が聞こえた気がした。歩の足は徳島へ向かった。 しかし、帰郷した歩を待っていたのは・・・。

■ 監督 海上 ミサ子 (うなかみ みさこ)
千葉県生まれ。武蔵野美術大学 油絵学科卒業。大学在学中より、8o映画の制作を開始する。卒業後、撮影の現場にて美術装飾や企画の仕事を経験、現在に至る。
【フィルモグラフィー】  BEACH WALKER 1996年 16o 29分
               British Short Film Festival 招待 (97年 イギリス)
               International Festival of New Film'98 招待 (クロアチア)
               天使あり 2005年 DV 75分

■ 制作にあたっての抱負
19才の孤独と悲しみと旅立ちが凝縮されたシナリオに一目惚れした。人々の血に流れるルーツ、それ無くして自分を語る事はできないものとして阿波踊り魂を考える。二人のヒロインを通して、生き甲斐を見出すことは嬉しいけど悲しい、しかしそれを見つけようとした時が人生のスタートであると、感じて貰えたら、そして心が一瞬でも凛となったら、作り手としてとても幸いに思う。




■ 脚本 堀田 理恵子 (ほった りえこ)
1961年生まれ。東京都在住。立教大学フランス文学科卒。OL、雑誌ライターを経て、現在は自営業のかたわらシナリオ修業中。

■ ストーリー
囲碁を趣味とし、長年連れそった妻と静かな隠居生活をおくるイシイ老人。ところがある日、その妻は姿を消し、不思議な出来事が起こる。老人のとまどい、新しい出会い、やがてすべてを受け入れるまでを静かに静かに描く。

■ 監督 木下 真 (きのした まこと)
1971年 東京生まれ。1994年 早稲田大学第一文学部卒業。 同年 大手広告代理店に入社、CMプランナーとしてTVCFの企画を始める。1998年 企画と並行してTVCFの演出を開始。以降、TVCFの企画・演出を続けながら現在に至る。

■ 制作にあたっての抱負
主人公は石。しかも会話が一切存在しない挑戦的な映画。同時にホームドラマでもあり、コメディでもあり、ホラーでもあり、ファンタジーでもあるという奥深さも持ち合わせた映画である。にもかかわらず最初にシナリオを一読しただけで、この映画の全体図がラストカットまではっきりと見ることができた。あのとき見えた「絵」に従って丁寧にこの映画を撮りあげることが、いまのぼくに課された最大の使命だと思っている。




■ 脚本 川本 正文 (かわもと まさふみ)
イメージフォーラム付属映像研究所卒。制作プロダクション勤務。法政大学大学院在学中(情報科学)

■ ストーリー
小アジアの古いギリシア語音楽資料の解読を実体験する映画・・・。上映の場が消えかけていた思い出を伝える現場になる、そんな映画・・・。

■ 監督 糸曽 賢志 (いとそ けんじ)
1978年生まれ、広島県出身。好物はもみじ饅頭とお好み焼と駄菓子。東京造形大学入学後、アニメーション制作会社でCG・動画等の技術を学び始める。その後、巨匠宮崎駿の弟子となり、演出を学ぶ。また、漫画なども編集者と組み意欲的に作成。その後も様々な実践経験を経て、現在は、早稲田大学大学院に籍を置き、様々な支援を受けながら、「コルボッコロ」の制作を行う。また、アニメーションの見地から新しい表現の実写映画制作へも乗り出している。

■ 制作にあたっての抱負
このお話は、不思議でそしてあったかい。きっと表現の仕方もちょっぴり変わったものになる。例えるなら映像の「おもちゃ箱」。2千年前の石碑に込められた想いをボクのわがままな演出で皆様に伝えた時、それが皆様の中でどう定着するのか、わくわくしながら制作し始めている。この作品が皆様の心の棚のどこかに、ずっと置かれ続けますように。数ある今の気持ちから一つを選ばせて頂き、「頑張ります」。

■ 監督 亀淵 裕 (かめぶち ゆう)
1978年1月生まれ。幼少時から東京都板橋区に住む。板橋区の良いところは高齢者のための福祉施設が他の区と比べて多い気がするところと、地域全体の雰囲気がゆったりしているところだと感じている。母方の祖母に付き添って病院へ行ったり、父方の祖母のお見舞いに行ったりして過ごしている。音楽を聞いたり本を読んだりテレビゲームをするのが大好き。

■ 制作にあたっての抱負
大それたことは申し上げられませんが、現在27歳であるところの私が、27歳の青年らしく、周囲の大人から期待されるような前向きで建設的でチャレンジングで、その危うい一途さゆえちょっぴり魅力的であるような言葉をあえて選ぶとすれば、「頑張ります」。




■ 脚本 宮武 由衣 (みやたけ よりえ)
東京都生まれ。早稲田大学卒業後、早稲田大学大学院入学。大学時代から独学でシナリオを書き始める。去年からシナリオセンターで基礎から学ぶ。最近は実在の人物をモデルにしたシナリオを執筆し、本人出演で映画化を計画中。型にはまらない自由な想像と数学的な発想からシナリオを生み出していくことを目指している。

■ ストーリー
絵本作家・遠山栞(28)は思い通りに森の絵を描けず、悩んでいた。愛を知らない彼女の絵には光が感じられないのだ。ある時、栞は森から飛び出してきた少年・モリに車で衝突してしまう。それ以来栞の家に住みつくようになるモリ。彼と出会ってから栞の絵には光が差し込み始める。と同時に栞の周囲で不可思議な出来事が起こり始める。やがて無数の光と色を帯びた幻想的な森の絵を完成させる栞。その時全ての真実に気付くのだった。


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